初著書(コミックエッセイ)「私はかんもくガール」刊行のお知らせ他

Twitterではかねてからお知らせしていましたが、初の著書を発売することになりました!

 

 

『私はかんもくガール

〜しゃべりたいのにしゃべれない場面緘黙症のなんかおかしな日常』

 

らせんゆむ:著 かんもくネット:解説

合同出版

1300円+税

2015年2月初旬発売

 

Amazonで予約

(ネット書店では現時点でタイトル・価格・発売日等異なっていますが、後ほど変更予定です)

解説は場面緘黙の支援団体である「かんもくネット」さんに、

帯のメッセージは元ミス・イングランドのカースティ・ヘィズルウッドさんに

お願いすることができました。

 

本の中の一部です↓

幼稚園に入る前、「家の外の人とは必要最低限しか話さないゾ!」と決めていた変わった少女であった私。そのまま気づけば中学生の頃まで人前でほとんど話せなくなっていました。


クラスメイトからは当然「何で話さないの?」「"あ"って言ってみろよぉ〜」などとからまれ、やがて飽きられて孤独が当たり前の日々。

 

しかし、話さなくてもココロの中では喜怒哀楽しているワケであります。

クラスの流行に乗っかりたくてひとりでもがいてみたり、

休み時間、外遊びしてない子がいないか見回りに来る先生に捕まるまいと必死でステルスを試みたり、

唯一の安息スポットだった図書室にとある理由で入れなくなってしまったり、

しゃべらなくても自分を表現できるものにのめり込んだりします。

 

家庭内のモヤモヤに追い打ちをかけられながら

(※注:これは私の場合であり、場面かんもくと機能不全家族は必ずしも関係はありません)

遠方の高校へ入学したことをきっかけに、徐々に人としゃべれるようになったものの、

そこに待ち受けているのは新たな試練でありました…

 

という、お話になっております。

 

ちなみに、私が「場面かんもく症」を知ったのは大人になってからです。

ずっと性格だと信じて疑わなかったので、もっと早く「症状」だと知れていたらなあ、と心から思いました。

 

そして、ある日…この帯の美しいカースティさんをテレビでお見受けして、

場面かんもく症って少しずつ知られてる!?

もっともっと多くの人がこの症状を知れる機会があればいいのに!と感じました。

 

それが、この大カミングアウトコミックを描くきっかけのひとつになりました。

場面かんもくの人も、そうでない人も手に取りやすい明るいタッチのコミックを心がけたつもりです。(多少、ハードな場面もあります)

 

場面かんもくについては、また時間ができたら詳しくお知らせして、このサイトからも普及の一助になったらいいなあと思っています。

 

また、この本の企画は「企画のたまご屋さん」という出版エージェントを介して採用してもらいました。

自著の出版をするという体験も私にとっては新鮮だったので、そのことについてもまたいつか詳しく書ければいいなと思っています。


※●追記

Rabbit developmental research代表 なかじまクリニック発達外来 平岩幹男先生より、以下のようにご書評を頂きました!

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私はかんもくガール (らせんゆむ著)について

選択性緘黙(場面緘黙)は、場所や環境によって話すことができたりできなかったりする状態であり、その状態になってしまえば本人の意思にかかわらず、なかなか改善することができません。しかし周囲は話せなくなる状態を本人の努力不足、わがまま、気分のむら、性格、知的な遅れなどと捉えがちで、話すことのできない場面では話すように強制されがちです。しかしそうなると話せないという状態(観念)はより強くなり、話せない状況は一層強化されていきます。多くは就学前に始まるのですが、気付かれるのは就学後のことが多く、家庭では話すけれども学校では話さない(話せない)ようです。小学校の先生方は「何とかしゃべるようにしよう」とあの手この手で挑戦されるのですが、それでは逆効果になってしまいます。言葉や状況の理解はできているので、緊張しないですむ環境設定をすることが一番で、それが話すようになるためにも一番の近道だと考えています。治ってしまうとなかなか話せなかった状況のお話は聞けないのですが、本書は子どものころからの経過が漫画を交えて詳細に描かれており、選択性緘黙を知る上でも、周囲がすべきこと、すべきではないことを知る上でもとても役に立つと感じました。一般にはあまり知られていなくても臨床場面ではしばしば遭遇しますので、皆さんに緘黙を知っていただく上でも本書を一読されることをお勧めします。


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その他、色々活動しております。


●LINEスタンプ掲載の書籍が発売!

全国書店にて発売中

「LINEスタンプクリエイターズファイル135」

ラトルズ様 / ナイスク様編

 

らせんゆむのぷちトンが掲載されています!


●展覧会の予定あります!

3月:銀座バートックギャラリー タイトル未定

4月:上野東京都美術館 「ベラドンナ・アート展」

それぞれ新作を出展予定です。

●絶賛子育て中です!

兄ボウズはちょっと乙女っぽいけど、公園で出会ったお友達とすぐ仲良くなれちゃう、かんもくガールだった母とは大違いのもうすぐ3歳8ヶ月。

4月から年少さん。入園までに通園カバン等々恐ろしい数のグッズを作らなければなりません…


弟コボウズはずっと走り回り、叫んでいる元気な元気な1歳4ヶ月。

まだまだ乳を飲んでいます。兄とはだいぶタイプが違いますが何かにつけ母の膝をイス代わりに使うあまえんぼちゃんなところは同じです。


というわけで相変わらず早朝の彼らが寝ている時と、子供の世話を家族にお願いできる時間だけを仕事に充てておりますので、何かとご迷惑をお掛けしております。


それでも頑張っておりますので、どうぞ引き続きよろしくお願いいたします!

コメント: 2 (ディスカッションは終了しました。)
  • #1

    まゆきじ (水曜日, 18 2月 2015 07:58)

    はじめまして。

    『私はかんもくガール』拝読いたしました。
    本を出されたことは、大変な勇気がいったであろうと思います。
    優しい雰囲気の絵の中にも、壮絶なご経験をされたこと。
    それぞれのページには、さまざまな思いがぎっしりと詰まっていらっしゃると思います。
    詳しく書いていただき、素晴らしい本を、ありがとうございます。
    カースティさんが帯を書かれていることにも、びっくりです!

    娘は現在18歳、場面緘黙です。通信制高校に通っています。
    普段は「緘黙カード」を持ち歩き、必要なときには差し出しています。
    緘黙のことを、周りの方々に知ってもらいたい、と娘も私も願っています。
    ゆむさんに感謝いたします。

    お2人のかわいらしい、かいじゅうさん(!?)のお世話は、気力も体力も必要ですよね。

    3月、4月に展覧会があるのですね。
    娘もイラストを描くのが好きですので、お伺いできればうれしいです。

    これからも応援させていただきます。

  • #2

    らせんゆむ (日曜日, 22 2月 2015 07:53)

    >まゆきじさん
    はじめまして、コメントをいただきありがとうございます!遅くなって申し訳ありませんでした。
    またメールもいただき嬉しく思っております!後ほどお返事させていただきますね。

    私自身、現役のかんもくガールであった頃はまさか著書を出せるほどの行動派になるとは想像もしておらず、長い時間はかかるけれど、人は変わろうと思えば変われるものなんだとしみじみ思っております。
    カースティさんが帯をお引き受けしてくださった事は、私もビックリすると同時に、彼女の懐の大きさに感激しました。

    娘さんもお母様の愛情を受けて、かんもくと付き合い、幸せな人生を歩んでいってくれると嬉しいですね。
    そのためにも、かんもくの知識が広まりちょっとでも色々な個性を認め合える世の中になるといいなあ、なんて願っております。

    2男子、ほんとに冗談じゃなく怪獣なんですよね(笑)でも、彼らのおかげで私も一時期よりだいぶ積極的に人生を楽しんでいます。
    展覧会、もし機会があればご観覧いただければ嬉しいです!